決めずに走り出すと、制作の途中で必ず止まります。
リニューアルが長引くとき、原因の多くは制作会社ではなく、発注側で決まっていないことにあります。着手前にここだけ揃えておくと、進み方がまったく変わります。
1. 誰に向けたサイトか
採用なのか、営業なのか、既存顧客への信頼づけなのか。全部やろうとすると、どれにも届かないサイトになります。優先順位を1位まで決めておいてください。2位以下は後から足せます。
2. 決める人は誰か
デザインの好みは人によって違います。関係者全員の意見を平均すると、たいてい平凡なものになります。最終的に決める人をひとり決めておくことが、品質にも納期にも効きます。
3. 公開後、誰が運用するか
更新できない体制のまま公開すると、半年で情報が古くなります。社内で更新するのか、外部に任せるのか。ここが決まっていないと、設計そのものが変わります。更新頻度の高い部分をどう作るかは、最初に決めるべきことです。
補足:見積もりの比べ方
- ページ数だけで比べない。設計にどれだけ時間が置かれているかを見る
- 公開後の運用が含まれているかを確認する
- 「修正は何回まで」ではなく、何をもって完了とするかを揃える